30歳からの水商売

キャバ嬢を卒業した将来の選択肢は?適性年齢をすぎた場合

「キャバ嬢って将来どうなるの?」といった疑問をお持ちの方も、多いのではないでしょうか?

一般的なキャバ嬢であれば、25歳を超えたあたりから、各々の生活に戻り始めます。

しかし中には、辞めるキッカケを掴めずに、ズルズルと続けてしまう人も多いです。

だからといってキャバ嬢は、定年まで続けられるような仕事ではありません。

そこでこの記事では、そのような適正年齢を過ぎたキャバ嬢の将来について紹介していきます!

キャバ嬢を卒業した将来の選択肢

キャバ嬢は、引退後に明確な進路は用意されていません。

有名キャバ嬢であれば、

・自分のキャバクラを持つ
・YouTuberやタレントに転身する
・アパレルブランドを立ち上げる

のような華々しいキャリアを歩んでいきます。

しかし、これはほんの一握りの成功例です。

ここからは、キャバ嬢を長く続けた人が行きつく主な進路を3つご紹介します!

昼職に転職

夜の仕事に疲れてしまった人の中には、きちんと昼職に戻る人も一定数います。

この場合には、接客の経験を活かして

・販売
・受付
・営業

などの仕事に就く人が多い印象です。

どうしてもお給料は安くなりますが、将来性や世間体を考えると、自然な選択とも取れます。

元々、堅実的な考えの人であれば、これも成功例の一つと言えるでしょう!

結婚する

意外かもしれませんが、結婚を機に辞めていく人は珍しくありません。

中でも多いのが、お客さんとの結婚です。

自分のお客さんであれば、

・ある程度の収入が分かる
・好意があることが前提
・夜の仕事に理解がある

というのが当たり前です。

またお酒に酔った姿や夜遊びの様子も事前に知れるので、キャバ嬢にとっては都合のいいことばかりです!

実際に、お客さんとの寿退社を指す「水揚げ」という業界用語もあります。

その他の水商売で働き続ける

水商売の中でもキャバクラは、比較的若いキャストが求められる職場です。

そのため年齢を重ねたキャバ嬢は、他の夜の仕事に移っていく人も少なくありません。

理想とされるものであれば、高級クラブへの移籍でしょう。

銀座や六本木であれば、キャバ嬢時代よりも売上を伸ばす人もいます。

しかし単にズルズルと続けてきた人であれば、稼ぎやお店のランクが落ちる傾向にあります。

そのため、

・地方ラウンジ
・スナック
・熟女キャバクラ

に移る人が多い印象です。

これらのお店は稼ぎこそ落ちますが、その分ゆったりと働けるなどのメリットもあります。

またキャバ嬢の頃の金銭感覚が戻せずに、風俗やAVに落ちていく人も一定数います。

キャバクラで適正年齢をすぎたらクビにされる可能性も

一般的なキャバクラであれば、35歳程度が上限とされています。

もちろん35歳を超えていても、お店や売上に貢献できているのであれば、問題ありません。

しかし、そのキャバ嬢自身が

・お客さんを呼べない
・営業中に文句ばかり
・後輩の指導をしない

のような状態では、ただのお荷物です。

自分から辞める素振りがなければ、クビにされることもあるでしょう。

また辞めさせられないとしても、

・基本給を下げられる
・シフトになかなか入れない
・早上がりが増える

という扱いが増える可能性があります。

少し手荒な気もしますが、夜の世界はそういうものです。

高いお給料をもらう分、しっかり還元しなければなりません。

働く前からキャバクラ卒業後のことを考えておく

このようにキャバクラは、ラクをして稼ぎ続けられるものではありません。

かといってどれだけ努力をしていても、いつかは限界が来ます。

そのためキャバ嬢のキャリアを描く上で大切なことは、明確な目標を持つことです!

「◯年で、◯千万円貯める!」のように期間と金額を決めておくと良いでしょう。

そうすることで、

・月にどれくらいの貯金が必要か
・週に何日出勤すれば良いのか
・1日にどれくらいの売上が必要か

などが掴めるはずです。

またこの時、いつまでも稼げると思っていてはダメです!

キャバ嬢によっては、25歳を超えたあたりから、売上が下がり始める人もいます。

また最近では

・相席居酒屋
・マッチングアプリ
・ライブ配信アプリ

のような女性と話せるサービスも増えています。

業界自体が下火になりつつあるので、最短の時間で計算することをオススメします!

ダラダラ続けないコツは、目標を持って、稼げるうちに稼ぎ切ってしまうことです!

出戻りしてしまうキャバ嬢も多い

せっかくキャバ嬢を辞めても、出戻りを繰り返してしまう人は少なくありません。

特に昼職に戻った人に多く、

・金銭感覚が戻らない
・朝起きれない体になってしまった
・普通の仕事が耐えられない

というのが主な理由です。

この中でも、金銭感覚の乱れは最も多い問題です。

目の前で何百万円というお金が、毎日のように動いていれば無理もありません。

どのキャバ嬢も稼いでいた時の生活レベルが、なかなか下げられなくなってしまいます。

またキャバクラでは頑張った分だけ、お給料を貰えることが基本です。

しかし昼の仕事では、そもそもの基本給が少ないだけでなく、頑張ってもお給料にはあまり反映されません。

そのためお金が足りないだけでなく、刺激やモチベーションがなくなって戻ってくる人も多いです。

これらは長く続けていくことで、より抜け出せなくなるので注意しましょう。

現役の頃から、入店前と同じ生活レベルに抑えることが大切です!